A Scence of woods

ギルドホール

玄関のドアは杉材で、枠はガラスでできている。建物の中に一歩足を踏み入れると、見えるものの半分以上が巨大なガラスで埋め込まれており、自然の陽光を取り込んでいる。この背中合わせの建物をつなぐ明るい小道があり、人々が歩いていくと、とんがり屋根のデザインとガラス越しに差し込む日差しが、これまでに見たこともないような、実に見事な光景を作り出している。そして、デザインチームは屋上の真ん中に四角い中庭を作り、空中に浮かべた。見上げると、それはまるで手の中にある繊細な花のようで、儚くも希望に満ちている。