クリス・リンタ マンは、アジア、ヨーロッパ、北米でのレース経験を持つ生涯現役のサイクリスト。自転車業界に深く関わり、そのキャリアはパフォーマンス・テストと製品革新に及ぶ。高性能サイクリング・ギアのデザインに携わり、いくつかの技術特許を取得した経歴を持つ彼は、現在、エンジニアリングの精度とライダーの直感を融合させたサイクリング・シューズの制作に力を注いでいる。

ヨハンナ・ルーミスは 、社会と地球のために革新的なモビリティ・ソリューションを開発するハンブルクの新興企業Vayのインダストリアル・デザイン・リーダー。遠隔操作のカーシェアリングカーのユーザーニーズに焦点を当て、学際的なチームと共に特徴的でブランド化された体験を創造している。2010年以来、ヨハンナはB2B、FMCG、B2Cの各分野で戦略的かつ学際的なプロジェクトを指揮し、サイクリング関連の仕事では、エンジニアリングの洞察力とブランド主導のデザインを融合させ、ライダーのニーズをユーザー重視のソリューションに変換している。

ジョンソン・ ウーはサイクリング＆ヘルステック産業R&Dセンター（CHC）のゼネラルマネージャーで、豊富な経験を生かし、CHCのインテリジェント製造、MIT自転車システム、人材育成、国際協力の開発をリードすることを目指している。国立交通大学機械工学科を卒業後、自動車業界で数十年にわたり製品開発と電気自動車計画を担当。

クリス・フェルストクトはCRE8デザインの創設者であり、戦略、コンセプト開発、デザインディレクションを指揮するシニア・タクティシャン。25年以上の経験を持ち、ユーザー中心のソリューションを提供し、iF DesignのTop 50 Design Studiosに何度も選ばれるなど、128の国際的な賞を獲得している。ベルギー出身のクリスは、アントワープとロンドンでデザインを学び、1994年に台湾に移住、2001年にCRE8を設立した。また、iF DESIGN AWARDやCOMPUTEX d&i賞の審査員も務めている。

モーゼス・フーはアクセル・グループのインダストリアル・デザイナーで、自転車業界に革新的で市場主導型の製品ソリューションを提供することに力を注いでいる。それ以前は、オランダの有名自転車ブランドVanMoofに勤務し、都市型e-bikeの開発を専門としていた。工業デザインへの情熱とサイクリング分野での豊富な経験を原動力に、複数の製品カテゴリーにまたがる仕事を手がけ、世界的に有名な数々のデザイン賞で評価されている。

ソフィア・シーは 工学の修士号を持ち、ジャイアント・グループ初のリブ製品設計専門の女性エンジニアとして入社。回復力ときめ細かな問題解決力を兼ね備え、常に革新と改善を追求。長年にわたり、彼女は断固としたリーダーへと成長し、現在はジャイアント・グループのチーフ・エンジニアとして、製品イノベーションを推進し、新たな挑戦を受け入れている。

トロンハイムで機械工学の修士号を取得後、バルセロナで輸送車両のデザインを学ぶ。マツダでキャリアをスタートさせた後、キャノンデール・バイシクルズに入社し、5年間インダストリアル・デザインを指揮した。その後、エクステリア・ディテール・デザインのクリエイティブ・ディレクターとしてBMWに移り、デザイン・ディレクターとしてBMCに加わり、デザイン・チームの構築と新たな戦略の開発に携わった。2019年からは自身のスタジオFJELDを率い、Colnago、Fizik、Cilo、KOO、Simpel、Pegasus、そしてスタートアップのBØKといったブランドと仕事をしている。

スウェーデンのリンショーピン大学で材料とナノ物理学の修士号を取得。キュレーション、農村教育、ポリマー試験など10年近い経験を持ち、材料科学のバックグラウンドと持続可能性への情熱を融合させ、サーキュラー・プラクティスを推進している。現在はフェアフォンのサーキュラー・サプライチェーン・マネージャーとして、世界初のエシカル・モジュラー・スマートフォンのためのリサイクル素材調達とソートリーダーシップ・プロジェクトをリードしている。