winery Markus Schneider

ワイナリーの拡張

新しいワインセラーの目玉は、ボトル貯蔵庫とバリック貯蔵庫で、ブドウの木の処理に対応した2つの細長い構造になっている。多様な間仕切りが、複合的な建物を細分化し、ベルト状にしている。全体のアンサンブルは、コンクリートの格天井によって形作られている。このヴォールトは、歴史的な樽貯蔵庫のヴォールトを美的に引用しているだけでなく、静的な観点からも耐荷重性の高い部材である。また、ブドウの貯蔵にも非常に効率的で、常に12℃の気候を保つことができる。土壌の自然な冷涼気候が冷却のためのエネルギーを節約するので、エコロジー的にも賢明なのだ。